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2012.02.11 (Sat)

建国記念の日に思う

アメリカの殆どの公立学校では、左胸に手を当て“Pledge of Allegiance”:アメリカ合衆国に対する忠誠を誓います。学校でその光景を目の当たりにし、我が子もやらされていると知った時は怒りと恐怖を感じました。日本では考えられないことです。でも、何故アメリカ人の生徒がそうしているのを見ても私は不快に感じてしまったのでしょう?

大勢の人が集まる式典では、人種や宗教を問わず星条旗のもと一つになり、アメリカ国歌を斉唱します。差別や偏見、それに対する不満が充満する社会でありながら、“United States of America”という拠り所に対して国民が一つになれます。その光景には国家主義を連想させるような恐怖感はなく感動さえさせられます。


その都度、孤独感のような寂しい感情と大きな疑問が私を襲います。


なぜ日本人は国のもとに一つになれない?



多民族国家だから象徴的な物が必要なのだとする考えもあるでしょう。では、ほぼ単一民族の国家である日本の国民に共通した拠り所は必要ないんでしょうか?震災で多くの人命を失い、人々が恐怖と悲しみのどん底に居る時、我々には日本人が一つになる為の拠り所が必要でした。その拠り所こそが、我が日本国であるべきなのですが、終戦後に他国の利益の為に無理矢理植え付けられた歪んだ思想により、日本全体が苦しんでいるように見えました。

ワールドカップやオリンピックといった世界的な大会で何故あれだけ熱く母国を応援し、掲揚される国旗と演奏される国歌に胸を打たれるのでしょうか?拠り所が無くて行き場を失った日本人の魂がそうさせているのではないでしょうか?愛国心を持って日の丸を掲揚し君が代を斉唱する事は間違いなのでしょうか?他国に遠慮する事無く、日本人による日本人の為の憲法を持つ事は罪なのでしょうか?一時の政権が暴走する事を抑える民意が今の日本人には十分に備わっていると私は信じます。政権=日本でも、天皇=日本でもありません。日本人=日本なのです。全ての日本人の魂の上にある拠り所が我が日本国であり、国民一人一人が日本人である事を誇りに思い、日本人である事の責任を持ち、胸を張って我が国を愛していると言えるような国家に日本は生まれ変わるべきであると私は考えます。

13:45  |  未分類  |  Trackbacks (0)  |  Comments (12)

Comment

もの凄く奥が深く難しい問題ですね。
学校の先生が国旗掲揚・国歌斉唱を拒否するような世の中、愛国心を誰が教えるのかですね。
(ウチの会社ですら毎日国旗を掲揚してるのに)
別に国粋主義って訳じゃ無く、例えばスポーツとかで、他国と比較しないと I love 日本を表現できない今の日本人は、政治やマスコミの風潮に流されてきた結果なのかも知れませんが・・・
他国に行くと自分の国・日本の良さ・悪さがよく判るって海外派遣者に聞きますが、結局、外から見ないと気が付かないんでしょうねぇ(ワタシも含めて)
big-bud |  2012.02.11(土) 21:39 | URL |  【編集】

えーっと・・・

アメリカに住んでいた時に、アメリカ人の方の書いた本で、Pledge of Allegianceについて反対意見を持っている学校の先生についてのお話・・・という児童文学を読んだことがあります。生徒に人気の先生でしたが、ラジカルすぎるという理由で解雇されてしまう・・・というのが物語の始まり。たしか昔のブログで取り上げたんですけど、ちょっと今すぐには残念ながら記事と本のタイトルが思い出せません。でも、日本での国歌斉唱の時に起立しなかったり歌わなかったりする先生に対してのまわりの反応と、その本に書かれていたことは非常に似た状況でした。

それから、在米30年の日本人の方のブログで、市民権取得時のインタビューで「あなたは国のために武器を手にできますか?」という質問があり、即答するのにためらいがあったと書かれていました。(http://blog.livedoor.jp/chiblits/archives/50796781.html)国というのはこの場合もちろんアメリカのことです。忠誠を誓うというのはそういう意味なのかな・・・?

あった、あった!Paula Danzigerさんという方の、"The Cat Ate My Gymsuit”という本です。たいした感想も書いていませんが一応、⇒
http://tenesseed.exblog.jp/4590431/

個人的にはアメリカってものすごく特殊だと思っています。ひとつになろうとする欲求の強さが・・・。つまり、日本以外にもイタリアやイギリスなどはもともとそれぞれの地域が別々の国のような状態で発展してきて、それぞれの地域がぞれぞれのアイデンティティを持っていますから・・・。ひとつであって、実はひとつでなく、それぞれが独立した感覚っていうのがやはりあるのかと・・・。

>なぜ日本人は国のもとに一つになれない?

この疑問が何を見て感じられたものなのかが分からないのでなんとも言えませんが、外から見ると日本がバラバラになっているように見えるってことでしょうか??? 暮らしている分には、そういう風にはあまり感じないのですが・・・。。。。。私はけっこう楽天的に見ていて、今の日本はだんだん良い方向へ進んでいっているなぁ・・・と感じております。長文ですみません。。。
Sanae |  2012.02.11(土) 22:38 | URL |  【編集】

big-budさん
アメリカ式が良いとは思いませんが、学校が子供達の愛国心を育む場所の一つである事は、間違いないと思います。

できれば、数年の長期滞在で、海外から日本を見ることをお勧めしたいです。その国の事だけではなく、自分の国の事も色々と見えて来ます。

lce2 |  2012.02.12(日) 05:13 | URL |  【編集】

Sanaeさん(長文、問題ないですよ!)
Pledge of Allegianceは、日本の問題と似ている部分があるかも知れませんね。内容が数回変更された経緯があり、州によっても学校での取り扱いが異なるみたいです。ラジカル過ぎるからという理由で解雇するのは問題外ですが、自分の主義により規則に従わない教師を処罰するのは当然であると私は考えます。

「あなたは国のために武器を手にできますか?」
"If the law requires it, are you willing to bear arms on behalf of the United States?"
これも色々と論争があるようです。Noと書いても、
"If the law requires it, are you willing to perform work of national importance under civilian direction?"
をYesにすれば、パスするという話もあるようです。

家族や友人、会社や地域を思いやる気持ちと比べると、日本人の殆ど(自分も含めて)は自分の国に対して無関心過ぎると思います。真面目に働く事で産業や経済が右肩上がりに発展した頃はそれでも良かったのかも知れませんが、昨今の状況を見るとそれは過去の物で、日本は以前のような平和な状況にあるとは言えなくなりつつあると感じています。私は、良い方向に進んでいるとは思いません。
lce2 |  2012.02.12(日) 07:05 | URL |  【編集】

これって一言では言えない問題ですよね。
シンガポール、マレーシアに在住していた身とすれば日本は戦犯。現地の教科書では侵略者です。現地のドラマでは日本兵が悪者でしよ。

NHKの朝ドラとかだと米軍の空襲で日本が大きな被害を受けたということになってますがね、その何倍も外地では加害国になっているんです。

オーストラリアに在住していた人が、第二次大戦の映画を現地の劇場で見ていて、日本に原爆が投下されたシーンで拍手喝采が起こったことに驚愕したと言っていました。
悲しいかな世界的にはそんなもんです。

日の丸、君が代を否定する先生がいるのは分かりますが、その過去の過ちを未来の戒めにするためにも単に否定するだけでは駄目ですね。
それを見て口ずさみ過去の過ちを犯さないことを伝承しないと・・・・

愛国心?多民族国家のアメリカでは一番良い方法ですよね、東南アジアでもシンガポール、マレーシアは他民族国家なので愛国心をあおっています。しかも現代でも徴兵制が続いています。

それを考えると日本は平和ですよね、平和過ぎますか?
烏合の衆的な日本の政治では政策がブレてしまって先が見通せませんようね。
良い意味でのある種の独裁者?カリスマ的な人物が現れないと日本は混沌と落ちぶれて行くかもしれませんね。
頑張ろうニッホン!

これからも世界、地球全土が平和でありますように・・・・
Cimarron |  2012.02.12(日) 15:56 | URL |  【編集】

Cimarronさん
極東に位置し、四方を海に囲まれ、他国の侵略からも守られ、遺恨が残るような争いごとが国内に殆ど起きなかった日本は、非常に恵まれた国です。そのせいか、国に対する概念が他国民とは明らかに違うように感じます。愛国心がナショナリズムを生むという過度な恐怖心がマイナスに作用しているのも要因の一つかも知れません。(愛国心とナショナリズムは区別されるべき物です。)私が問いたいのは、日本の斜陽化が顕在化する一方、他国からの圧力が強まる状況に於いて、本当にそれで良いんですか?という事なんです。
lce2 |  2012.02.13(月) 09:41 | URL |  【編集】

日本を離れる前の、一度も外国での暮らしを経験したことのない時の自分が、この文章を読んだらどう感じたかなぁ・・・って想像してみると、どういうものが見えるでしょうか・・・。

夏目漱石はイギリス留学時代のことをつづったものに、日本語には英語のI love youにあたる訳語がないと書いているそうです。日本人の愛情表現は日本にいてこそ分かるものです。

もうすぐもう一度3月を迎える私たちが今どういう気持ちでいるか・・・。政治家などの表に出ている面でなく、草の根の日本人の生活の中にある愛情表現が、昨年の出来事を乗り越えようとしている最中です。今の日本にいて、日本と日本人の変化を感じずにいる人などあまりいないと思いますよ・・・。

小さな変化はいづれ大きな変化につながることでしょう。ものごとはだんだん良くなると信じています。
Sanae |  2012.02.13(月) 11:42 | URL |  【編集】

なぜ日本人は国のもとに一つになれないんでしょうね。
大げさかもしれないですけど、平和すぎて自分や家族の命が他国に脅かされていないからじゃないかな。
少しでも隙を見せれば、目の前で家族が皆殺しにされる恐怖を想像できないからでしょうか?
一番自分にとって大切な物が脅かされると防御する意識が働くし、敵の目的が国民、国土であれば、個人レベルでも防衛本能として”愛国心”が芽生えるのかな。
米国は常に戦争して半ば強引に愛国心だったり、団結感を演出してますね。
相手が人であれば、自分達も人としてまとまると思います。

一方、震災がありましたが、敵は自然です。
どう対抗しても相手にならない敵です。
敵が他国(人間)であれば今の日本も団結してたと僕はおもいますね。
自然という対話も出来ない、あまりにもデカイ相手ですし、政府(味方)の判断で自分や家族の運命が左右される事になれば、意見が違う人も多く出て来るのは当然で、結果まとまりが出てこないんでしょうね。
強引な舵取りは、対極を産みますし、かといっていつまでも決まらないと地元を苦しめるだけでしょうしね。

あ~、なんか落としどころが曖昧ですみません^^;
nobu |  2012.02.13(月) 13:11 | URL |  【編集】

Sanaeさん
前の自分が読んだら、随分と右寄りな事を書いていると嘆いたでしょうね。

草の根の小さな変化に日本と日本人の変化が感じられると聞いて少し安心しました。

本文を補足します。震災直後に国の要請で被災地に乗り込んだ方々の活躍は素晴らしいものでした。でも、自衛隊だけは任務を遂行した後は、憲法が定める存在に戻ります。感謝したい国民も身を粉にした自衛隊員もそのやるせ無さに苦しんでいるように私には見えました。国の為に尽力した功労者に日が当てられない国って日本だけじゃないでしょうか?
http://lce2.blog41.fc2.com/blog-entry-363.html

渡米後数年経ってから、以前なら右寄りで危険だと感じた考え方に同調し始めた自分に悩みました。色んな人の意見、実際に起こっていることを見て考えている内に、自分の中で洗脳が解けニュートラルに戻ったのであって決して自分が右寄りに変わった訳ではないと思うようになりました。日本は他国が有利になるよう骨抜きにされているように思えてなりません。

2月11日の建国記念の日にこのテーマで投稿した真意はここにあります。
lce2 |  2012.02.13(月) 16:54 | URL |  【編集】

日本を外から見ている方は、色々考えられてますね。
平和な日本の中でのほほんと暮らしている私は、日本への愛国心について日頃考えることはないです。

愛国心を一番意識するのはやっぱりアメリカ映画を見た時です。
アメリカ人の「それ」を見ると、驚いてしまい不思議に思う時もあるし、それに感動することもあります。

自分が、戦後に影響された人達からうけた教育は、今となっては偏ったものだったのかなあと思うことはよくありますね。

じゃあ日本が生まれ変わるために、いま個人ができることはなにか?。
なんなんでしょうか。
チョッコー |  2012.02.13(月) 17:02 | URL |  【編集】

nobuさん
戦後の日本では、日本で生まれた殆どの人が日本で教育を受け日本で就職して日本人と結婚して日本で死にます。豊かな国になったので、殆どの国民が国内だけに居て問題無く一生を過ごすことができます。それが当たり前になっているので、国に対する意識が他国民と違うんだと思います。昨今、近隣諸国の動きが怪しいので、そろそろ本腰を入れて考えなければならないと思うのですが・・・。

震災の時は、政府が駄目過ぎましたね。国を思う気持ちが薄い政党は政権を担う資格が無いという事だと思います。被災地が一日も早く復興することを祈ります。
lce2 |  2012.02.13(月) 18:10 | URL |  【編集】

チョッコーさん
「あれ」を見るとびっくりしますよね・・・。学校の行事とかで、あの中に居ると、当たり前ですが、自分が外国人であることを痛烈に感じます。もちろん、左胸に手を当てたりしませんし、アメリカ国歌も歌いません。日本人ですから。そう思った途端、祖国への思いがこみ上げます。

アメリカに来る前は、新聞は朝日しか取らない割と左寄りの考えをもっていた人間だったんですが、自分でも不思議な位、考え方が変わってしまいました。

個人でできる事ってなんでしょうか。私は先ず、ブログに書いてみたのですが、テーマが重過ぎて文章を仕上げるのは大変でした。こうやってコメントに返事を書くのにも相当にエネルギーが必要です。いい加減な事は書けないので、更に調べてみたり・・・。でも、その結果色々な方から色々な意見が頂けてやはり投稿して良かったと思っています。

日本の若年層が愛国心についてどういう意識を持っているのかを調べてみました。興味深いアンケート結果が何件かヒットするので、もし興味があれば検索してみてください。
lce2 |  2012.02.14(火) 14:02 | URL |  【編集】

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